キャリアカウンセラー&転勤族応援隊 薬師寺佳菜子です。
仕事を辞めたい、辞めるかどうか迷っている。そんな時、あなたは誰に相談しますか?家族?友人?職場の仲間?転職経験者?それとも誰にも相談しない?
身近な人が相談しやすいと思いますが、身近だからこそ躊躇することありませんか?
- 収入面で家族には即反対されそう。。。
- エリート街道を歩んでる友人には、自分の辛さわかってもらえないだろうな。。。
- 職場で噂になったら困るしな。。。
などなど。
また、ご家族や友人の場合、いつの間にか愚痴大会のようになって、すっきりしたけど解決に向かわないご経験などありませんか?
解決したい場合は、やはりプロの力を借りてしまうのが一番だと考えています。
プロにはどんなものがあるか?というと大きく分けると2種類あり、大きな違いは仕事の紹介までするかどうか?です。
<1:方向性の相談+仕事の紹介・斡旋:仕事を探したい人向け>
- ハローワーク、ジョブカフェなど公共の職業斡旋所
- 転職エージェント(正社員、契約社員などの直雇用)
- 派遣会社会社(派遣での雇用)
- フリー向けのエージェント(業務委託など個人事業主として登録)
■メリット
- 仕事の紹介までしてもらえるので、実際に求人を見ながら相談できる。
- 無料で相談できる場合が多い
- 転職活動の具体的なサポートが多い(企業との調整など)
■デメリット
- 求人を紹介することを前提にしているので、モヤモヤしている状態の場合はプレッシャーに感じる場合があるかもしれない。
- 扱っていない働き方については相談に乗ってもらえない(例:転職エージェントに派遣の相談は乗ってもらえない)
- 相談の時間や回数に制限がある場合が多い
<2:方向性の相談、悩みや問題の発見:まだどうしたいかはっきりしていない人向け>
- キャリアカウンセラー、キャリアコンサルタント
■メリット
- 何が悩みかわからない状態の人でも相談可能
- 求人の紹介の束縛がないため、客観的なアドバイスが可能
- 働き方の相談から可能(正社員や派遣、アルバイト、独立など、どの働き方にするか?など)
- その人の状況により、相談回数や内容を設定してもらえる
- 紹介された求人や働き方について、客観的な意見を聞ける
■デメリット
- 有料である
- 敷居が高いように感じる
- 認知度が低く、どうやって探したらいいかわからない
転職を考えたあなたがベストな選択をするために私がお勧めするのは、両方を組み合わせて活用する事。
医療で例えるなら、こんなイメージでしょうか。
キャリアカウンセラー=かかりつけ医
転職エージェントや派遣会社=各種病院(総合病院や特化型の病院)
流れとしては、こんなイメージ
①キャリアカウンセラーにまずは悩みや方向性の相談をする
②出た方向性のプロに相談しに行く(派遣で働く方向性なら派遣会社。など)
③セカンドオピニオン的に、キャリアカウンセラーに意見を求める
今はまだ、そこまでする方は少ないと思います。
しかし、ハローワークだけ、転職エージェントだけにしてしまうと、偏った思考になる可能性があります。
私も派遣会社、転職エージェントへの所属経験の中で、「この方は他の働き方の方があっているんじゃないか?」と思ったこともあります。
そのため、モヤモヤしている方はぜひ併用して相談してみることをお勧めします!
私のキャリアカウンセリングでは、悩みの元を発見し、希望の働き方の方向性や、強みの発見などを行っています。お悩みの方は一度ご相談くださいね。
★あなたの叶えたいことはなんですか?★
キャリアカウンセラー 薬師寺佳菜子
