キャリアコンサルタントの薬師寺です。
なんであの人は次々にチャンスが来て、私には来ないのだろう?と嘆いていらっしゃる方も多いかと思います。以前の私もそうでした。
というか、今もですね!
今日はキャリアコンサルティングの中でというよりも、様々な分野で活躍している方のお話から私が発見した行動の特徴をご紹介させていただきます。
1) 情報収集や学びを常にアップデートしている
常にアンテナを張っているという特徴でもありますね。いつも情報収集していて、最新情報にも詳しいです。
また、得た情報を貯めておき、すぐ使えるようにしていることも共通点としてあります。
例えば、自分宛てにメールを送って置く人や、メモ帳アプリに小まめに入力、ボイスメモに記録など。いずれにしてもすぐ使えるという点が共通です。
2) 行動が早い
これは、皆様例外なく早いですね。何かを思いついたら、その場で連絡、その場でメモする、その場で決める。
後回しにしません。
3) トレーニングしている
練習やトレーニングということもそうですし、意見やアドバイスをもらうなど、常に自分を高めるための行動をしています。
4) 経験値(アウトプット)の量が半端ない
「とにかくやってみる」「やってみてから改善する」などの経験したからこそ「わかること」をたくさん持っています。失敗を含めて新たな引き出しを増やし、失敗したこと、上手くいった事、どうすればもっと良くなるかを貯めているのです。
5) 状況の変化やチャンスを逃さない
何か変化が起きた時に、「避けたいな」「前は良かったな」と考えるか、「これはチャンス」と捉えるかで、自分の行動は変わってきます。変化が起きているということは、,そこに何らかのギャップが生まれています。そのギャップに気付き、価値を提供できる人が、チャンスをつかむ人なのです。
そして、この「チャンス」に気付けるかどうか?は、自分自身の準備が整っているかどうかに左右されます。準備とは、次のチャンスを受け入れられる器になっているかどうか。ということです。その器になっていれば「チャンス」と気付けますが、準備が整っていない場合は「チャンスと気付かない」「チャンスが目の前に来ても困難な事が来た」としか感じません。
どういうことでしょうか。
実は、上記の5つの特徴は全て関連していて、サイクルとしてグルグル回りながらステージを上がっていくのだと考えています。このサイクルを早く回せば回すほど、多くのチャンスに巡り合う事ができますが、サイクルが止まると、次のチャンスにもなかなか巡り合えなくなります。
逆に言うと、チャンスがなかなか回ってこないと嘆いている時は、どこかで停滞しているということも言えるのではないでしょうか。
例えば、英語の勉強を何年もやってきたから英語の仕事に就きたい!と考えていたとします。でも一度も英語で会話したことが無かったとしたら?
その場合、A:行動を行っていないため、次のT:訓練にもつながりません。そうすると、経験値も増えず、英語の仕事のお誘いやチャンスはなかなか出会えないですよね。だからまずは「言ってみよう」から始まり、「話す練習をしてみよう」「外国の方と話す機会を増やし経験を貯めよう」という流れになっていませんか?
自分が今どこでつまずいているのかを知るヒントにもなる、このECLATサイクル。
ぜひ高速回転させて、チャンスをたくさん掴んでくださいね!

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キャリアカウンセラー 薬師寺佳菜子